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セラピー犬適性検査要項

 

理想的なセラピードッグは、人間が大好きで豊かな喜びの表現で他者と触れ合うことができ、しかも飼い主との間に十分な信頼関係が形成されていて、飼い主の命令に喜んで従う犬です。他の犬に対する友好性は求めません(攻撃性は困ります)。

試験中に興奮して吠える、大型犬の飛びつくなどの行動は判定を下げます(特に活動の場では「吠え」の問題が重要視されます)。犬を常にハンドラーの制御下に置いて下さい。

但し、きつい調子の命令、リードを引くことは減点対象です。あくまでも犬とのコミュニケ-ションは穏やかな言葉を用いて、優しいハンドリングを心がけて下さい。

高齢者や病人は強い口調や体罰を嫌います。他人が見て微笑ましい飼い主と犬との関係が求められます。

攻撃行動をとった時、検査途中で排泄をした時、犬が非常にストレスを感じていると試験官が判断した時に検査は中止となります。

 

 

セラピー犬適性検査要項

 

<セラピー犬適性検査の流れと内容>

 

◎試験の流れ◎

 

廊下で他者が「おいで」と犬を呼び寄せます。

※怯えたり攻撃的な態度が見られた場合は中止。

入室

マナーテスト 1・2・3

移動

対人性テスト

 

 

 

◎試験の内容◎

 

●マナーテスト 1 (活動の意思確認・他の犬に対する態度)

飼い主の活動に対する意思確認をします。

初めての受験者にはボランティア活動団体の一員としての協調性についても見ます。

実際の活動を想定し、犬を膝の上に乗せる若しくは飼い主の脇に停座させた状態で検査員が触り、他の人との接触に喜びがあるのか、飼い主との関係、攻撃性を示す犬の排除、セラピー活動への適性を見ます。

複数の犬が居る中で行いますので、犬が不安そうにしていたら、リラックスする様に声を掛けたり撫でて落ち着かせます。

※犬は飼い主の足元で停座もしくは伏座。小型犬は膝の上に乗せても可。

 

●マナーテスト 2 (停座)

セラピー犬としての最低限のマナーとして、「お座り」が出来るかを見ます。お座りをしたあと、検査員が「いいですよ」と言うまで座ったままでいられるように命令してください。

※「お座り」が3回以内の命令もしくは30秒以内に出来なければ中止。

 

●マナーテスト 3 (体全体を撫で続ける(30秒以内)・強く触る・見つめる・つまむ・歩行)

実際に他者が体全体、耳、足、肉球などに触れ、犬の反応を見ます。

どこを触られても嫌がらない態度が求められます。

また、決められたコースの上を歩き、他の犬に対する反応と、適切なハンドリングが出来ているかを見ます。

※ 触られる事を極端に嫌がったり攻撃的な態度等が見られた場合は中止。

 

●対人性テスト (警戒性と状況判断・車椅子の接近)

犬に対して、怪しい素振りをした人や車椅子を近づけます。

犬に落ち着きが無い場合はリラックスする様に声を掛けて落ち着かせます。

理想的な犬は、近寄って来る人が誰であろうと嬉しそうに穏やかに迎え入れます。

ここでは音に対する反応も見ます。

※全ての試験の最中において、事故に結び付くような危険行為、及び排泄行為があった場合は中止。

 

◎結果報告について

全ての試験終了後、その場で検査員から結果を伝えます。

 

◎受験できない犬

● 過去に病院や公共の場で飼い主またはその他の人や動物を咬んだことのある犬

● 攻撃の訓練を受けたことのある犬

● 痛みを伴う病気を持っている犬

● 室内で飼育されていない犬

● 高齢で身体の老化が著しい犬

 

以上ですが検査の流れについて、若干の変更がある可能性もありますのでご了解下さい。

 

犬体検査(公衆衛生および人畜共通伝染病への対策)

 

当日、適性ありと判断された犬は、会指定の動物病院もしくは各自のかかりつけ医の犬体検査を受けていただきます。

皮膚病・外耳炎・歯石のチェックなどの健康診断と、得られた材料から人獣共通感染症となる最近・ウイルス・リケッチア・虫卵の検査を行います。

犬体検査の結果が全て出るには、培養の為1ヶ月程度かかります。新規受験の合格犬は、仮合格となりますが、実際には犬体検査の結果を待って活動をして頂きます。

更新犬の合格犬(条件にかかわらず)は、活動をすぐに再開して下さい。

 

1. 「清潔」 良く手入れされているか。排泄物などの付着はないか。

2. 「臭気」 体臭、口臭、耳。

3. 「手入れ」 抜け毛の有無。

4. 「外部寄生虫」 ノミ、シラミ、皮膚病等。

5. 「内部寄生虫」 犬回虫症等の検便

6. 「各種細菌学的および血清学的検査」 エキノコックス・ブルセラ症・サルモネラ症・エルシニア感染症。
  (採血等サンプリング)

適性検査申込ダウンロード